コロナワクチン・その副反応を弱くする方法は…

副反応で若者が接種を敬遠している

コロナ感染が今だに終息しない。緊急事態宣言が何度も発令しているにも拘わらず、東京は新規感染者数が5,000人を突破しました。マスコミは政府に対して「打つ手なし」と評価していますが、一般市民も政府の政策に振り回されウンザリしている人も多いようです。高齢者のワクチン完全接種は80%を超えたようですが、感染の中心の若者世代が接種に難色を示していると言う。原因は副反応が強いからという事らしいのです。確かにマスコミやSNSが「接種すれば40℃の高熱が出る…」などと煽り立て、また芸能人の強い副反応の報告などを目にすれば、誰だって難色を示し敬遠する気持ちも分かります。

ささやかな指圧の実験…

私見になりますがこの副反応は体調、つまり本人の疲労度に比例して強く出るのでは思っています。高齢者の副反応が弱く出るのは、もちろん老人特有の体質的な特徴もありますが、高齢者は総じて活動量が少なく疲労(体の歪み)の度合い少ない事もあると思います。逆に若者世代に多いのは代謝が旺盛で、それに加えて日頃の無理や不摂生で体に疲れがあるから「強く出る」のではと思ってます。

そこで我が家でもささやかな実験をしてみました。1回目と2回目の間に自宅で指圧を3回行って、体の歪みを取ってから接種に臨んでみました。指圧時間は30分から1時間程度。ちなみに私の奥さんは1回目の副反応で37.0度の熱が出ていたんです。平熱は36.0度なので少し出たかなと言う感じです。体調的も体にホテリを感じたと言っていました。
しかし2回目の接種では1回目より強く出るはずのところ、熱は全く出ずホテリもありませんでした。これだけでは断定できませんが、やはり日常の無理や疲労も副反応の強弱に関係しているのではと感じました。だから若者も指圧をすれば、ある程度副反応は軽減できるかも知れないと思いました。

そこで試しに都内の大学生のサークルの幾つかに打診をしてみたんです。10人ほどの大学生にボランティアを持ちかけ、1回目から2回目の間に指圧を3回受けてもらって副反応の様子を報告してもらうと言う趣旨。しかし残念ながら、誰も応募に応えて貰えませんでした。

指圧は免疫機構を強化する

指圧で副反応が軽減できる(かも知れない)のは、その刺激が副交感神経優位に働くからだと思っています。私たちの日常生活は、ストレスや過重労働、生活上の悩みなどで常に興奮状態にあります。これは交感神経過剰優位の状態で、ウィルスに対する免疫機構から考えれば『罹り易い』状態と言えます。指圧治療で体の歪みを取る事は、疲れを取ることであり、また興奮した神経を鎮める事でもあります。それゆえ効果があるのではないか…と思っています。もちろんこれはまだ仮説の域を出ないけれど、ある程度の人数で検査してみれば分かることです。

関連記事:指圧で免疫アップ!コロナウィルスの回復は体力次第

事前に指圧を受けるのも一つの手…

ともあれ接種に不安を感じている人は、1度指圧を受けてみるのも一法ではと思います。接種の翌日が一番キツイのですが、事前に指圧を受けて(つまり歪みや疲れを取って)おけば、副反応もそれ程ではないのではと思います。「治療院に行くのはチョット…」と思われる方は、自己流でも結構ですから、ぜひ指圧をしてあげて下さい。家族に2回目接種がまだの人が居るなら、率先して指圧を(例えば背中など)してあげて下さい。時間は20分か30分程度でも大丈夫です。要するにコンディションを良くしてあげると言うことなのです。

ちなみに一度本物に罹って症状が「中等度」になると大変苦しいらしく、テレビ東京の記者の体験談を見てそう感じました。ちなみに参考までに載せておきました。

【テレ東】新型コロナ感染体験から後遺症まで…

https://www.youtube.com/watch?v=xuNb6-v1ErE
コロナ感染体験