20才のとき東京・上野の医王会指圧センターにて、経絡指圧の創始者・増永静人先生より経絡指圧を学びました。以来40年、今日まで経絡指圧一筋でやっております。実は私は青年期に体調を崩し、非常に苦しんだ経験があります。なかなか治らず慢性化して苦しみました。病院を廻りましたが、どこも検査だけで苦しい気持ちには寄り添って貰えませんでした。それだけに現在指圧を職業としている私は、辛い症状を抱えている方の気持ちに寄り添うと心に決めています。腰痛、肩こり、脚の痛み…。どれもツラいです。でも本当に辛いのは日常暗くなりがちな気持ちの方です。当院は専門家対象のセミナー会場にもなっているため、他院のようなオシャレでセンスの良い治療室ではありません。しかしそれ以上に来院された方には「来てよかった」と思って戴けるような、明るい気持ちでお帰り戴けるような施術や声掛けを心掛けています。
外国語専門学校を卒業後、二年間アメリカ・カリフォルニア州クラフトンヒルズ大学に留学し心理学を学びました。その頃から世界中どこでも通用する技術を身に付けたいと思い指圧を覚えました。
数年前に母が脳梗塞で倒れ、施設生活になりました。これまで他人事のように思っていましたが、いざ自分でやってみると予想以上に大変だという事が身に染みてわかりました。精神的に同じ悩みを抱えている女性たちに指圧でひと時でもリラックスしてもらいたいと思っています。
