眼の疲れや肩こり・スマホ疲れを解消する方法

経絡指圧普及会・池袋治療室です。

イライラすると自然にスマホに手が行ってしまう…。そんな経験はありませんか。しかしスマホに熱中するあまり、スマホの使い過ぎによる脳の疲労が起こるそうです。それはスマホのような視覚情報機器は、ものすごく脳に負担をかけるからなんですね。ちょっと休憩時間にスマホを触ってしまうと、脳にとっては全く休息にならない。逆に疲れが溜まるんです。実際8割の人がスマホ等で眼の疲れを訴えていると言う調査結果もあります。今回はスマホと疲労。その対策について考えてみたいと思います。

脳疲労って何…
脳疲労とは物事を判断する脳が、働き過ぎてオーバーヒートを起こす事です。筋肉なども適度な負荷を与えるだけなら疲れませんが、それが必要以上に大きな負荷を継続的に掛けると疲れます。脳も一度に処理する情報量が過大で、それを継続的に掛けると疲れる訳です。スマホには小さな画面の中にたくさんの色や光、文字、映像などが含まれていて、見ているだけでも脳はそれを高速処理しています。それが過大になり継続的(長時間)になると、疲れが溜まってオーバーヒートしてしまうわけです。

スマホ疲れの症状は…
代表的な症状は「眼の疲れ」と「肩こり」です。また集中力が低下したり、イライラしたり、モノが思い出せない、覚えられない、思考力の低下や判断ミスをするなど、脳の興奮による諸症状が現れたりします。

また脳疲労が起きると、自律神経の働きも低下するので、頭痛、不眠、めまい、腰痛、便秘、腹痛なども起こり易くなると言われているんです。これをこのまま放置しておくと、うつ病のような状態に移行する人もいるようです。

その予防対策は…
要するにスマホの使い過ぎが原因ですから、長時間使わない事が予防になります。また使う時は小刻みに休息を入れて使うこと。どれも当たり前の事ですが、スマホに熱中するとどうしても長時間になりやすく、また休みながら使うのも難しいですよね。そこで自分流の「ルールを作る」ことをおすすめします。ポイントは「脳を休ませる工夫」です。例えば、必ず一日一回は「ボー」っとする時間を持つ(←頭をリセットする)とか、心地よい臭いを嗅ぐ(←アロマ効果)とかペンや鉛筆で何か書く(←集中力の維持)とか、情報収集では書店にも行く(←自分の手足で集める)とか、要するにアナログ習慣を取り入れる事です。

私の体験では、特に「ボーとす」るのがおすすめです。例えば天気の良い日に空を見上げて雲を眺める…。すると何となくフワリとした平和な気分になって来ます。それを5分~10分程度行うだけでもかなりリラックス感が味わえます。また「スマホをやり過ぎて疲れたなあ」と感じたら、アロマを焚いてゴロリと横になる。そしてリラックスするのも良い方法です。まず出来る事から工夫をしてみましょう。

症状が進んでしまった時は…
それでもスマホ疲れの状態が進むと、自律神経が乱れ始めます。すると体のあちこちに不調が現れるんですね。脳と自律神経は直結しています。脳が疲れ過ぎると自律神経が過度の興奮して弛まなくなるんです。それを鎮めるためには方策が必要です。それには

①睡眠を充分とる
②体を動かす時間を設ける
③体のコリや強張りを取る

①②は普通に言われている事です。③の体のコリや強張りを取るのは、スマホ疲れでは眼の疲れや肩コリがあるので、それに関連する体のコリを弛めるとラクになるのです。

指圧を受けるのも…
ここで少し指圧の話をさせて戴くと、指圧も体のコリや強張りを取るのには有効な方法です。ただ指圧を受ける時の注意としては、体調に合わせた「圧度」で施術を受けて戴くことです。体調が良くない時に強い施術を受けてしまうと、時として気分が悪くなったり、ただ痛いだけになったりする事があるからです。そのような時は「弱く指圧して下さい」と遠慮なく言ってみましょう。それでも施術が変わらないようなら、施術を中止して貰った方が良いです。体を壊してまで受ける必要はないからです。気持ちよく指圧を受けて下さいね。

☆当会の沿革☆
当会は昭和63年に東京・国分寺市にてプロ指圧師の再教育の場として発足いたしました。業務内容は仕事に使える「全身指圧」習得のための入門、初級、中級の各種講座の『セミナー運営』と施術室での『指圧治療』です。平成16年には活動の拠点を東京の池袋に移し、現在はインターネットやSNSで幅広く対応しながら、一方では設立の精神である「寺子屋」式にこだわり、人間臭いコミュニケーションを重視して経絡指圧の実践に努めています。
経絡指圧普及会:℡.03-3985-1060、 メールでの問合せ

指圧イラスト(着色)

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