平成25年７月２１日（日）、仙台市内で指圧セミナーを開きました。
これは一年ほど前より計画していたのですがこの度ようやく実現できました。
開催の動機は「東日本大震災で被災を逃れたものの高齢者を中心に体調を崩す人が後を絶たない…」との報道を聞いたからです。
被災を逃れた人たちは県内外に分散しているようですが、長引く被災生活で心身過労になる人も多いようです…。
被災して医療も不十分な地で、私たちの業者仲間はこれらの人たちをサポートしているようで心強いです。
そこで私たちも何かできないかと言うことで、同業者を支援するセミナーを開いて応援しようと考えました。
それが実現できました。
場所は仙台駅ちかくの公共施設の和室を借りて開きました。
募集は電話帳の「鍼灸、指圧、マッサージ」の職業別で住所を調べ、宮城県や岩手県、福島県の同業者にランダムにＤＭを送るという方法です。
数百通送ったと思います。
セミナーでは体力のない人を施術する事を想定し、まずストレスなく安心して受けてもらえる方法を紹介しました。
指圧は力で押すものと考えがちですが、力で押すと相手が力んで却って緊張してしまうものです。
反対にちょっと力を抜きながらリラックスした圧を加えると、相手も安心してリラックスして貰えるものです。
また圧してすぐに力を抜くのではなく、少しの間圧を保持する事で、圧がジワリと中に浸透します。
これも一つのコツで、とくに体力のないお年寄りには、このやり方はとても好評です。
一日という短い時間の中では沢山は紹介出来ないので、ポイントを絞って実地に役だつ簡単な内容を選んで行いました。
セミナーが終わって、参加者の方がたから「参考になった…」とのコメントを戴き開催して良かったと思いました。
出来れば仮設住宅で暮らす人たちにもボランティアで指圧教室などを開いてくつろいでもらいたいな…とも思っています。
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≪当会の沿革≫ 経絡指圧普及会・池袋治療室
当会は昭和63年に東京・国分寺市にてプロ指圧師の再教育の場として発足いたしました。業務内容は仕事に使える「全身指圧」習得のための入門、初級、中級の各種講座の『セミナー運営』と施術室での『指圧治療』です。特に治療では、古来から伝わる漢方式の施術を実践し、利用者の皆さんの体の不調を治す指圧を実践しています。
平成16年には活動の拠点を東京の池袋に移し、現在はインターネットやSNSで幅広く対応しながら、一方では設立の精神である「寺子屋」式にこだわり、人間臭いコミュニケーションを重視して経絡指圧の実践に努めています。
経絡指圧普及会：℡.03-3985-1060、 メールでの問合せ