症状の経過は…
石が押し流されて膀胱近くまで降りてくると、腰部やわき腹の激しい痛みは和らぎ反対に頻尿や残尿感、尿意切迫感、排尿痛などが現れて来ます。
そして膀胱内に石が落ちるとそれまでの背部痛やわき腹の痛みが薄らぎ、頻尿、残尿感、排尿痛、尿意切迫感が更に顕著になって来ます。
そして最終的に石が体外に排出された瞬間、それまでの症状が瞬時に消えます。
私の経験では「尿道」に石がある時は、尿意が我慢できず漏らしてしまう事が多かったです。
またオシッコをした後、焼け付くような感覚がありました。(排尿痛)
そしてその1~2日後に排出した記憶があります。
オシッコと共に石が自然に排出される期間は、2ミリ以下なら平均で8日。4ミリ以下なら12日。10ミリ以下で22日とされています。
私の場合は発症してから18日目で排石しました。
生活上の注意は…
コーヒーをストレートで日に3杯以上飲んでいる人は注意が必要です。
コーヒーには結石の原因となるしゅう酸が含まれていて、これを過剰に摂ると結石になり易いのです。
とくに空腹時にブラックコーヒーを飲むと、しゅう酸が吸収されやすく結石のリスクが高まると言います。
ただし少量(1~2杯)ならむしろ結石のリスクを減らすという報告もあるので、あまり神経質に考えなくとも良いようです。
飲み方としてはミルク(牛乳)を加えて飲んだり、チーズと一緒に飲むと良いでしょう。

ミルクの中に含まれるカルシウムがコーヒーのしゅう酸と結びついて体外に排出されるからです。
私は大のブラックコーヒーファンで、日に3杯以上飲む事も多かったです。
このような飲み方が結石を作った一因だったと反省しています。
ただ2リットル飲むのはツラい
医師監修のサイトには「水は1日に2リットル飲め」と書かれています。
病院でも水は多く摂るように指導されました。
しかしこれがツラい。普段でも1日に2リットルの水を毎日飲んでいる人は少ないと思います。
当初、私も医師の指導に従って2リットルの水(スポーツドリンク、麦茶など)をガブ飲みました。
ガブ飲みしないと、とても日に2リットルは達成できないからです。
それを1週間続けてどうなったか。
腸の動きが弱まって便通がなくなり体調が悪くなりました。
どうも水を大量に飲んで胃腸が冷え、腸の動き悪くなったようなのです。
「いくら体のためとは言え、これを一生やるのか」と疑問に思いました。
ですから飲み方の工夫が必要です。
例えば、ぬるま湯にするとか回数を分けるとかです。
私の場合は、朝洗面時にコップ2杯(約500ml)、毎食後にコップ1杯、入浴時にコップ1杯に分けて飲みました。

ただこの「2リットル説」には異論もあるようです。
参考サイト:1日2リットルは飲み過ぎ?
痛みを劇的に取るツボは…
また尿管結石によるツボ療法として、背中にある「志室」というツボを刺激する方法があります。

これは救急病院でもドクターが実際に行っている方法です。
結石による激痛で救急車で運ばれて来た患者をうつ伏せに寝かせ、馬乗りになって両指で痛い側の「志室」を強圧します。
ツボの位置は正確でなくともよく、その付近で圧痛が出た所を強く押します。
するとそれまでの激痛がスーっと引くのです。
速効の痛み止めですね。家族にこれを覚えさせておくと、イザと言うとき心強いでしょう。
前述したように、私は水の飲み過ぎで腸の動きが弱まって便秘になりました。
でも排便前のあの「チクチクした腹痛」だけは残り、それだけが日増しに強くなって行きました。
そしてついにその痛みが腰までヒビクようになり歩くのも寝るのもツラくなりました。
病院では痛み止めのみ。それでも水を飲み続けたので、尿は完全に透明です。
ある時「この痛みは水による胃腸の冷えが原因なのでは…」と思い当たり、妻にお腹と脚の指圧を念入りにやってもらいました。
すると夜寝る前には痛みは消えてしまいました。

この尿管結石の治療中は、何度となく指圧には助けられたものです。
まとめ
尿管結石はこれまでの生活習慣や食習慣に影響さて起こるものです。
腎臓内にある時は無症状ですが、これが管(尿管)にこぼれ落ちた瞬間に激痛が走ります。
治療は石を自然にオシッコで外に排出させることが基本で、1日2リットル程度の飲水が推奨されていますが、自分に合った方法で飲むことが必要です。
また指圧治療としては、背中にある「志室」を圧す方法や、全身の筋肉の緊張を取ってリラックスさせる方法があります。
両者とも尿管をリラックスさせて石の移動をラクにさせる効果があります。
指圧治療は体調不良に効果がありますので、からだの不調やお悩みのある方は是非ご連絡ください。

