
尿管結石。本当に痛いです。私は年末に突然、尿管結石になりました。
当初「腰痛かな…」と思っていましたが、それが日を追うごとに酷くなって、間欠的に脇腹から背中に強い痛み出たのです。
いずれ治るだろうと我慢してましたが、5日めの夜中に猛烈な腰の痛みに襲われてのた打ち回りました。
そして「これはダメだ」と近所の病院に駆け込んだのです。
検査の結果は「尿管結石」。水の摂取不足が原因だそうです。
尿管結石とは
腎臓と膀胱の間の細い管(尿管)に石が詰まって起こる病気です。
腎臓でオシッコが濃縮されて結晶化(これが結石)され、これがその下の管(尿管)に降りて管を詰まらせます。

そして結石が管(尿管)を移動するたびに擦れて激しい痛みを出すようになります。
石の大きさは5ミリ以下のものから1センチ以上のものあり、また形状も滑らかなものやギザギザしたものまで多彩です。
その症状は…
石が移動する時、脇腹から腰に掛けて、のた打ち回るような激しい痛みがあります。
この痛みは「こむら返り」の時の痙攣痛と似ています。それが酷くなった感じです。
ですからシクシク痛ではなく「う~」っと唸るような感じでそれが間欠的に来ます。
息をするだけで腰から背中、腹部まで響きます。
体位を変えてもダメです。とにかく痛い。
痛みの大発作は夜中に多く、一度起こるともう眠れません。
私もこれで病院の受診を決めました。
診察・診断
尿検査と血液検査。そしてCTによる検査をします。

尿検査と血液検査では感染の有無や腎機能、血尿のチェックをします。
CTによる検査では石の有無および結石のある場所と大きさを調べます。
私の場合は左側の尿管に3ミリの石がありました。

治療は飲水と薬…毎日2リットルの水分を
基本は服薬と水(飲水)です。
薬は石を溶かしまたその形成を阻害しかつ利尿作用のあるものを服用します。

そして飲水は日に2リットルほど。そもそも結石は水分不足によってオシッコが濃縮さて石になったので、水分を大量に摂って石の形成を阻害するわけです。
同時にオシッコの量も増えますから、そのオシッコで石を外に流し出すのです。
水分は何でよくスポーツドリンクでも大丈夫です。

私の経験では薄めたアクエリアスが良いと思います。
ポカリと比べて味が薄いのでラクに一気飲みできます。
500mlボトルを机に置きぐびぐび飲む訳です。
なくなればまた500mlを買って飲むというパターンです。
ただ問題もあってこれは後述します。
尿管結石は激しい痛みに襲われますから、そこで鎮痛剤を服用して痛みを和らげ、自然に排石されるのを待つという流れです。
症状の経過…
石が押し流されて膀胱近くまで降りてくると、腰部やわき腹の激しい痛みは和らぎ反対に頻尿や残尿感、尿意切迫感、排尿痛などが現れて来ます。
そして膀胱内に石が落ちるとそれまでの背部痛やわき腹の痛みが薄らぎ、頻尿、残尿感、排尿痛、尿意切迫感が更に顕著になって来ます。
そして最終的に石が体外に排出された瞬間、それまでの症状が瞬時に消えます。
私の経験では「尿道」に石がある時は、尿意が我慢できず漏らしてしまう事が多かったです。
またオシッコをした後、焼け付くような感覚がありました。(排尿痛)
そしてその1~2日後に排出した記憶があります。
オシッコと共に石が自然に排出される期間は、2ミリ以下なら平均で8日。4ミリ以下なら12日。10ミリ以下で22日とされています。
生活上の注意は…
コーヒーをストレートで日に3杯以上飲んでいる人は注意が必要です。
コーヒーには結石の原因となるしゅう酸が含まれていて、これを過剰に摂ると結石になり易いのです。
とくに空腹時にブラックコーヒーを飲むと、しゅう酸が吸収されやすく結石のリスクが高まります。
ただし少量(1~2杯)ならむしろ結石のリスクを減らすという報告もあります。
飲み方としてはミルク(牛乳)を加えて飲むと良いのです。

ミルクの中に含まれるカルシウムがコーヒーのしゅう酸と結びついて体外に排出されるからです。
私は大のブラックコーヒーファンで、日に3杯以上飲む事も多かったです。
このような飲み方が結石を作った一因だったと反省しています。
ただ2リットル飲むのはツラい
医師監修のサイトには「水は1日に2リットル飲め」と書かれています。
病院でも水は多く摂るように指導されました。
しかしこれがツラい。普段でも1日に2リットルの水を毎日飲んでいる人は少ないと思います。
当初、私も医師の指導に従って2リットルの水(スポーツドリンク、麦茶など)をガブ飲みました。
ガブ飲みしないと、とても日に2リットルは達成できないからです。
それを1週間続けてどうなったか。
腸の動きが弱まって便通がなくなり体調が悪くなりました。
どうも水を大量に飲んで胃腸が冷え、腸の動き悪くなったようなのです。
「いくら体のためとは言え、これを一生やるのか」と疑問に思いました。
ですから飲み方の工夫が必要です。
例えば、ぬるま湯にするとか回数を分けるとかです。
私の場合は、朝洗面時にコップ2杯(約500ml)、毎食後にコップ1杯、入浴時にコップ1杯に分けて飲みました。

ただこの「2リットル説」には異論もあるようです。
参考サイト:1日2リットルは飲み過ぎ?
尿管結石と指圧
また尿管結石によるツボ療法として、背中にある「志室」というツボを刺激する方法があります。

これは救急病院でもドクターが実際に行っている方法です。
結石による激痛で救急車で運ばれて来た患者をうつ伏せに寝かせ、馬乗りになって両指で痛い側の「志室」を強圧します。
ツボの位置は正確でなくともよく、その付近で圧痛が出た所を強く押します。
するとそれまでの激痛がスーっと引くのです。
速効の痛み止めですね。家族にこれを覚えさせておくと、イザと言うとき心強いでしょう。
前述したように、私は水の飲み過ぎで腸の動きが弱まって便秘になりました。
でも排便前のあの「チクチクした腹痛」だけは残り、それだけが日増しに強くなって行きました。
そしてついにその痛みが腰までヒビクようになり歩くのも寝るのもツラくなりました。
病院では痛み止めのみ。それでも水を飲み続けたので、尿は完全に透明です。
ある時「この痛みは水による胃腸の冷えが原因なのでは…」と思い当たり、妻にお腹と脚の指圧を念入りにやってもらいました。
すると夜寝る前には痛みは消えてしまいました。

この尿管結石の治療中は、何度となく指圧には助けられたものです。
●まとめ
尿管結石はこれまでの生活習慣や食習慣に影響さて起こるものです。
腎臓内にある時は無症状ですが、これが管(尿管)にこぼれ落ちた瞬間に激痛が走ります。
治療は石を自然にオシッコで外に排出させることが基本で、1日2リットル程度の飲水が推奨されていますが、自分に合った方法で飲むことが必要です。
また指圧治療としては、背中にある「志室」を圧す方法や、全身の筋肉の緊張を取ってリラックスさせる方法があります。
両者とも尿管をリラックスさせて石の移動をラクにさせる効果があります。
指圧治療は体調不良に効果があります。からだの不調やお悩みのある方は是非ご連絡ください。

